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象られたくらし

 

修了制作作品。人々の記憶には手足の触れた感覚、触覚を伴う経験が深く刻まれる。しかしながら、行為や動きが無意識下で習慣化され癖や習性が多分に含まれる日々の生活において、それらを内包する空間は均質化され、触れるものは家具や建具や設備に置き替わっており、空間の記憶に触覚はあまり作用していない。ある成人男性Aの生活習慣をひたすらにトレースし、各行為に即応した形態を見出していく。それらを集積させることで触れる機会に富んだ生活空間を生み出す。ミニマルではなく、そっと触れ合いくらしに寄り添う空間の模索。

Team : - 

Date : 2014.02

Site : -

Photo : Makoto Kobayashi

Construction : -

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