大森のオフィス 

元々倉庫であった空間をオフィスへとコンバージョンする計画。小さな平面に対して4mを超える天井高の空間の形状に対し、鉄骨のロフトを挿入することで間延びせずに執務に集中できる環境の獲得を目指した。必要収納をロフト階に、ロフト下に執務以外の機能空間を集約させることでフリーなデスクスペースを維持する。ロフトに黒く塗られた鉄骨という強い(且つ細い)線を用いることで、その強い水平線から展開される立面の構成が高さの印象を和らげ、垂直線が最小限に小さな平面を区切る。